総持寺 茨木市総持寺1丁目6-1 阪急電車京都線 総持寺駅下車 徒歩5分 訪問日 07/04/18 |
古式に依ると、賓客の前に俎(まないた)を持ち出して主人みずから庖丁を取り、その庖丁ぶりを見せて客をもてなす事を包丁式と言います。鯛、鯉、真魚鰹なを直接手を触れずに、左手に持った俎箸(まなはし)と右手の包丁刀で清らかに包丁捌きをする作法です。装束は烏帽子を被り、裃を着用し古式ゆかしいものです。 包丁式を奉納している寺社を調べてみましたら、あちこちで行われていることがわかります。それが定期的に行われているもの、何かの記念大祭で不定期に行われたものなどあるようです。 2007年4月18日の式題は、五刀之鯉と三曲之鯛の二つを行われました。その様子を写真を交えてここに紹介します。作法の流れを順番に説明する上で、系統立てて写真が撮れてないため、五刀之鯉と三曲之鯛の両方の式題の写真が入り混じっているところがあります。包丁者の装束の色などでご判断下さい。 |