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古川水門 ローラーゲート型1門 B=10.90/H=4.95 平成18年完成
内川放水路の河口から600m位上流に設置
竪川水門 ローラーゲート型2門 B=12.00/H=7.50 平成11年改築完成
内川本流の河口に設置 
所在地 大阪府堺市堺区神南辺町地先                    訪問日 '12/01/26(木)        地図
南海電鉄本線堺駅下車、古川水門へは徒歩約5分位、竪川水門へは徒歩約6分位。 
 古川水門を上流側から見た堺市内を流れる、内川と土居川の台風.高潮.津波等による、災害からの被害防止のために、古川水門、竪川水門を閉め切り、内川排水機場の排水ポンプを運転して、土居川・内川の内水排除を行う。

 古川水門は、内川放水路の河口から600m位上流側に設置されている。竪川水門は、内川本流の河口近くにあって、少し上流側右岸に、内川排水機場がある。両水門は平常時は常時開門されていて、高潮津波などの潮位が高くなった非常時に閉門する。

 古川水門はゲートの構造などはコンクリートの打ち放しで、何所ででも見られる特に装飾性のあるものではないが、竪川水門は要塞風のタイル張りになっていて、町の風景になじむ外観となっています。
 これは、竪川水門の河口側は遊歩道などもあって、河口にが船たまりになっていて、美観を保つ必要がある憩いの空間になっていることによります。

 2基の水門は共に、ローラーゲート型の鉄扉の操作方式になっているが、その駆動の方法は異なっている。古川水門がゲート上部にある巻上機に依るものに対して、竪川水門の方は、塔の中の巻上機を作動するようになっている。

左岸側横から見た古川水門 河口側から見た古川水門 上流側から見た竪川水門
左岸側下流から見た竪川水門 右岸側上流側は近くまで接近できない 内川排水機場
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