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はねっこ橋 水陸両用車が海に入ってゆくゲート
跳開式可動橋 
所在地 神戸市中央区東川崎町1丁目地先                    09/03/17訪問(火)         地図
JR神戸駅下車、海の方に向かって約5分、ハーバーランドの一角にある。

 ネットで調べていて、神戸に可動橋があることを紹介するサイトにヒットした。その記事によると、一日に何回か稼働している様子です。これは、神戸に街中を周遊する「スプラッシュ神戸」と云う水陸両用車が、海に入って行くときに橋が跳ね上がるためであると出ていました。

はねっこ橋 昼間は跳ね上げた状態にある この橋ははねっこ橋と呼ばれている。1990年ハーバーランドの舟溜まりにかけられました。神戸新聞社の神戸情報文化ビルの裏側に当たるところにあります。架橋後は92年と96年の2回稼働しただけだったものが、水陸両用車の運行が始まった08年から、水陸両用車の通過のたびに開閉するようになった。

 稼働の状況と「スプラッシュ神戸」の写真を撮るために神戸に出かえけました。神戸駅からは近く、この辺り一帯はハーバーランドと呼ばれる地域で商業施設が沢山あります。神戸情報文化ビルの上層階のカフェから港の様子がうかがえます。はねっこ橋のそばには、レンガ造りの倉庫を改装した「煉瓦倉庫レストラン」が店を開いています。
 ネットで検索した、水陸両用車の通行に合わせて稼働しているという情報は少し古くて、今は、朝に跳ねあげておいて、水陸両用車の一日の営業が終わった夕刻の5時ころに降ろすとのことでした。「何回も頻繁に稼働するのに装置が持たないから、最近は朝夕の稼働に変えました、」と係りの方の話でした。

 跳ね上がった状態だけしか写真に撮って来れませんでした。その代りに「スプラッシュ神戸」が入水してゆく姿を、はねっこ橋を入れて写真を撮ることができました。この橋の形どこかで見かけた記憶があります。構造的には跳開橋の姿がバランスウエイトを付けた必然的な結果としてこの形になるのでしょうか、それとも意識的に似せて作られたのでしょうか。ゴッホの跳ね橋の絵のモデルになった、フランス・プロバンスにある木製の橋に似ているような気がします。

日中は跳ね上がっている 入水してゆく水陸両用者 遊覧船として海上に出てゆく
跳ね上げた橋桁 カフェから見た港の風景 水陸両用者「スプラッシュ神戸」
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