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東高洲橋 現役の跳開橋、船の航行がなければ稼働させない
跳開式可動橋(高洲運河) L=46.66(19)/B=9.5 架橋:1966年(昭和41年) 
所在地 兵庫県尼崎市東高洲町地先(北詰)−大高洲町地先        08/05/05訪問(08/07/12再訪)     地図 

阪神電車尼崎駅下車、市営バス70系統クリーンセンター第二工場行き東高洲町下車すぐ。駅から徒歩で25分くらい。

跳ね上げるときに遮断機を降ろす この橋は今も現役の可動橋。高洲運河の上に架けられている。橋の半分が橋の中央部を支点にして跳ね上がるようになっている。橋はほぼ毎日時間を定めて稼動する。阪神電鉄尼崎駅のほぼ南西の方向の工場街の中にある。駅前からバスが運行されているけれども、本数が多くない。地図を頼りに歩いたら約2kmの距離を30分弱かかる。

 駅から国道43号線の跨線橋を渡り五合橋という橋を渡ると、時間にして10分足らずのうちに、人の往来が殆んどない、そこはもう工場の立ち並ぶ殺風景な景色になってしまう。

南詰から見た東高須橋全景 右上の写真は、橋が跳ね上がった時のカウンターウエイトの部分が手前に写っています。橋は向こう側が跳ね上がる。橋の右側の小屋が操作室で係員は常駐していません。稼働させる時間になれば通ってくるものと思われます。手前には電車の踏切と同じように遮断機と信号機が付いています。もちろん橋の反対側にもそれはあります。訪問した時間が2時に少し前だったため、次の可動時間の3時20分まで待って、稼働の様子を見るつもりにしていましたが、あいにくの雨模様のため早めに退散しました。残念ながら跳ね上げた状態の写真が撮れませんでした。

 7月12日に和田旋回橋を見に行った帰りに、稼働する東高洲橋の写真を撮りに行きましたが、船の運航がなければ決まった時間なっても稼働させないそうです。自転車に乗って何処からともなくやってきた係員が、時間が来たらまた戻ってゆきます。この橋は県(尼崎港湾管理事務所)が管理しているとのことでした。前回撮っていなかった別の写真を追加しておきます。 

桁下注意と書いてある部分が跳ね上がる。クレーンの足のそばにあるのが操作室。 東高洲橋のバイパスとして大高洲橋が架けられています。 駆動ギアーが薄らと錆びているところを見ると、この橋がそれほど頻繁に可動していない様子が分かります。右下に操作室の屋根が写っている。
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