大阪市内の現役最古の橋 指定など:浪速の名橋50選 三径間2ヒンジアーチ橋(東横堀川) L=46.5/B=21.6 架橋:1913年(大正2年) |
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所在地 大阪市中央区本町橋 10/03/05(金)訪問 地図 | ||
大阪市営地下鉄の堺筋本町駅下車、堺筋本町を東に徒歩約3分 | ||
この橋は、豊臣秀吉が大阪城を築城して、東横堀川を開削した天正13年(1585年)に架けられた橋で、江戸時代には公儀橋として幕府の管理・維持されてきた。明治のころに一部鉄材を使った橋に架け替えられるなどして、大正2年に今の橋となっている。大阪市内に現存するものでは最も古い橋。
東横堀川の上には阪神高速の13号東大阪線が被さるように走っているから、本町橋の全景をうまく写真に撮れるま所がない。一つ北側の橋は高速の出口にもなっているところで、この場所から撮った写真には、高速道路の橋脚が移ってしまう。 2つの橋脚は石造り感を持たせるために凝った装飾性のあるものになっています。そばに立つ無機質な高速道路の橋脚とは対照的です。3連のアーチ部の鉄材に施されたりベットの規則的な並びが、機械的な美しさを添えていて、大阪の歴史的な建造物としての風格があります。 |
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東横堀川はこの先で左へ蛇行していく (写真拡大します) |
写真の左側の工事がなければ 撮影のポイントになる |
橋脚の造形が素晴らしい |