開拓農民らの出資によりかけられた有料橋。世界一長い木造橋。 指定など:ギネスブックに世界一の木造橋として認定されている。 木造橋(大井川) L=897.4/B=2.4 架橋:1879年(明治12年) |
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所在地 静岡県島田市宝来町地先 08/08/05訪問 地図 | ||
JR東海道線島田駅下車南東に約20分 | ||
大井川に架かるこの橋は明治12年に完成した。もともとはこの地域の農民の出資で架けられたため、関係者以外から料金を取っていた。この名残が今も続いていて有料橋になっている。一回の渡橋料が100円。人と自転車のみが渡れる。 橋本体は木造であるが、橋脚はコンクリート化されている。右岸から7番目までの橋脚は木造の感じを残すために板で囲ってある。8番目の川の中に立てられている橋脚から対岸までの総数90本で91径間ある。長さは897.4mもあるというのに、幅は2.7mと極めてスリムな橋で、対岸まで眺めると一本の細い道が延々と続く様である。これを歩いて往復すると、急いでも20分くらいを要するから、写真を撮ったり対岸で小休止すると、戻って来るのに40分くらいの時間を撮っておいた方がよい。欄干はあるが、膝くらいの高さのものが付いているだけで、高所恐怖症の方なら端の方を歩けないのではないかと思います。 この橋も他の橋と同様に何度も流失に憂き目あっている。コンクリートの橋脚になった後も何度か被害を受けている。 |
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料金所 | ギネスの認定証 | 橋脚 |
橋板 | 背の低い欄干 | 右岸側の渡り口 |
左岸の橋の下流から見た | 左岸側の橋の裏側 | 欄干の繋ぎ目 |