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八幡掘の舟橋 八幡堀に架かる舟を橋げたにした浮橋
L=*** B=*** 架橋:*****
所在地 近江八幡市多賀町/玉屋町地先                    13/04/05(金)訪問          地図
JR近江八幡駅下車、近江鉄道バスで大杉町下車すぐ
 八幡堀の舟橋がこの橋の正式な名称ではない。正しい名前は知らない。橋の名称にこだわらないのは、この橋が名も無い小さな浮橋と紹介するに特に必要がないと思っている。近江八幡市の重要伝統的建造物保存地区にある。
 八幡堀は幅員約15メートル、全長6キロメートルに及ぶ。安土桃山時代に豊臣秀次が八幡山城を築城した際、城下町の都市計画として整備され、城を防御する軍事的な役割と、当時の物流の要っであった琵琶湖の水運を利用する商業的役割を兼ね備えたものとして開削された。今は、たおやかな水面に静に航跡を残しながら水郷めぐりの遊覧船が行き交う。舟橋のそばが遊覧船の乗場になっている。
 橋の全長は6〜7m程のもので、幅も人が二人行き交うのがやっとと思われるような大きさで、両岸に1艘ずつの小型の舟が、橋げたとして繋留されています。水中に打った杭で固定されている舟は、川底にも固定されている様子で、ゆらゆらと橋全体が浮いている様子はない。
 橋巡りのサイトで、玉島のドラム缶橋を紹介していますが、こちらの方は溜川の浮橋と呼ばれるように、ドラム缶を浮体とした浮橋です。ここ八幡堀の舟橋は形状こそ舟橋であっても、浮橋のそれらしさがありません。
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