HOME - 趣の違う橋を巡る - 木の根橋
 木の根橋 大ケヤキの根が川を跨いで、あたかも橋のようになっている
指定など:兵庫県指定天然記念物
実際の橋はコンクリート橋(奥村川) 
所在地 兵庫県丹波市柏原町柏原1地先                    09/12/16訪問               地図 

JR福知山線柏原(かいばら)駅下車、徒歩約5分。丹波市役所柏原支所そば。

木の根が川を跨いで橋のようになっている。 橋という名称ですが、ケヤキの大木の根が川をまたいでいるものです。このため木の根橋と呼ばれています。丹波市役所柏原支所のそばにあって、幅8mの奥村川を跨いで橋のように伸びているものです。このケヤキは幹回りが6m、樹高22m、推定樹齢1000年と云われています。
 この木の根橋が珍しい存在であることは、木の根が巨大化して川を渡っている事にある。地中で木の根が育つことはあっても、土のないところで根が成長することはないから、この橋の生成がこの橋の不思議であり珍しい存在である。

 柏原の町には2006年の9月17日に一度訪れている。このときは、ぼけ封じ近畿十楽観音の10番札所の常瀧寺を訪れた時のバスの時間待ちで、柏原の町を歩いていて、木の根橋を見かけた。
 まだ、このときには橋巡りを始めていなかったこともあって、それなりの写真も撮ってこなかったので、町並み探訪の柏原の町散策も兼ねて今回改めて訪問した。木の根橋のすぐ北側にある八幡神社は、本殿と拝殿が国の重要文化財に指定されている。また、境内に江戸時代再建の三重塔があって、神社に塔がある全国でも珍しい例です。

奥村川を跨いでいる木の根っ子 別の角度から見た 木の根橋と並行して架かる本物の橋
ケヤキの全景 天然記念物の石柱が立っている そばにある観光案内所
inserted by FC2 system