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錦 橋 対岸の向島へ中関水道を渡す橋
旋廻式可動橋(中関水道) L=21.4/B=3.6 架橋:1968年(昭和44年) 
所在地 山口県防府市大字新田地先−同市大字向島地先              '11/05/25訪問       地図
JR防府駅下車、駅南口から防長バスで小田港バス停下車すぐ、乗車約20分。徒歩なら約1時間。
 錦橋までの交通の便は良くない。防府駅前から出る防長バスは一日に5便しかない。これを使って往復すると3時間も費やしてしまう。徒歩で行くと優に1時間は要する距離にあるから、片道を徒歩片道をバスで予定して出かけた。

橋全景、右側が向島側 防府駅で入手した観光案内に枡築らんかん橋というのを見つけたので、インターネットで検索してみた。防府市の指定文化財になっている石橋であることがわかります。この橋も訪問するにはと思っていると、レンタサイクルが利用できることもわかり、時折強くなる雨の中、自転車を使って枡築らんかん橋も併せて訪問をしてきた。枡築らんかん橋はこちらに記述しています。

 自転車をゆっくり走らせても30分くらいで錦橋に到着しました。天気に恵まれていればもっと早く到着できるくらいの距離にあります。100mほどの幅の中関水道を対岸の向島に渡る橋です。

 錦橋の全長は100mくらいあるのですが、旋回する部分の長さは21.4mです。3径間の橋の1径間目と2径間目が、全体の3分の1の辺りを旋回の中心として90度旋回し、船の航路を確保するものと思われます。
 橋の袂(向島側)には機械操作室がありますが、常駐の係員はいません。信号と遮断機が橋の両側に設置されています。現役の橋ということだが、実際に稼動することが少なくなってきていると聞きます。

向島側から本島側を見る 手前の橋脚を中心に旋回する 円弧状の摺動面
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