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新住吉橋船止設備 住吉入江にかかる船の門の役割を持つ
片持式旋回橋(住吉入江)   L=8.0/B=2.0
所在地 三重県桑名市住吉町地先                           11/03/24(木)訪問       地図
JR関西本線桑名駅下車、東の方向へ徒歩約12分。
 この橋には新住吉橋船止設備という名前がつけられています。この橋のすぐそば上に新住吉橋があって、車も人も通行できる。そこに、わざわざ別に橋を架ける必要がないから、ここはその目的としての船止設備と云う名前になっている。ここから150mくらい上流に玉重橋があって、この橋より奥の船溜まりに緊急避難させる船とは別に、もっと小型の船舶は、ここ新住吉橋船止設備をもって流出しないためのゲートの役目を持つものと思われる。
 橋げたから垂れ下がった数本の鉄パイプが、その堰止め用のものであろうと思います。

 右岸側を支点にして上流側に旋回させて、住吉入江に船舶を避難させることになっている。ピストンの伸縮で旋回させるシステムになっている。この装置を見ると、いかにも可動橋ですという感じがします。
 橋として、普段は、整備された親水公園のこの地域の散歩道として利用されているようです。 

右岸側の回転側の円弧状摺動面 右岸を支点にして上流側に旋回する 右岸上流側に設けられたピストン
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