水道送水管の上に架けられた橋、幅はわずか60cmしかない。 L=100/B=0.6 |
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所在地 西宮市生瀬東町4地先−宝生ケ丘1丁目地先 09/05/12訪問(火) 地図 | ||
JR福知山線宝塚駅下車、北西に徒歩約12分、または生瀬駅より南東の約12分。 | ||
宝塚駅(JR・阪急)前の国道176号線を北西に歩き、3つ目の信号「生瀬北」のそばにある山崎ショップの横を折れて、建物の裏へ回り込むように続く細い道を歩く。金網でできたフェンスの中に入って道なりに行くと川のそばに出て、すぐのそれとわかる橋が目につく。駅から約20分くらいで到着する。 橋の所在地が宝塚駅と生瀬駅の間にあるということだけで、おおよその見当をつけながら歩いたこともあって、少し遠回りしたけれども、阪急宝塚駅のそばから川沿いの道を進むと、12分くらいで行ける距離にあります。 橋の渡り口のそばにフェンスで囲まれた広い面積の施設がある。ここが、水道の設備のための施設であることがわかる。というのは、この橋が、水道管の上に架けられたもので、本来の橋の使用目的は、水道管の保守点検のためのものであることを事前に知っていたから。この橋が通称「水道橋」と呼ばれている由縁である。右岸の渡り口に宝塚水道局が設置した、通行上の注意事項の看板がある。この橋は宝塚水道局の管理下にあるものと思われる。橋の正式名称はないのかもしれない。 橋の幅を実際に測って見ると、左右の欄干の手摺の内法が60cmしかない。一人で歩いても、肩から下げたショルダーバッグがカタカタと手摺に触れる。対向者が来た時は、一方の人が欄干にもたれかかるようにして、進路を譲ることになる。今日も実際にそういう状況が起こっているのを見てきた。 この橋の北側上流150mくらいの所に生瀬橋がかかっていて、車はもちろん人も通行できる橋がかけられている。その上流さらに100mくらいの所を国道176号線の橋「新生瀬橋」が、さらにすぐ上流を、JR福知山線の鉄橋がかかっている。下流側には宝塚の駅までに橋がかかっていないので、この幅が60cmしかない水道橋は、市民の便利な道の役割を担っている。 帰りがけに、フェンスで囲われた施設を確認してきた。門に「宝塚市上水道生瀬水源地」のプレートがかけられていました。この施設が、武庫川から取水する水道局の施設であることが分かります。施設は宝塚市の表示になっているけれども、所在地としては西宮市生瀬東町にあたるところである。 |
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左岸側の渡り口の階段 前方と右側が浄水場の敷地 |
橋の下に送水管があるのか 送水管の上に橋があるのか |
幅が60cmしかない。 渡橋中の人を見て幅が狭いことが判る |
右岸側の渡り口に注意書きがあった | フェンスの中へ入って行くと 左上の写真の渡り口に着く |
宝塚市生瀬水源地 |