HOME - ちょっと変わった橋 - 和田旋回橋
JR和田岬線の現役の橋、もう、稼動することはない。(日本最古の鉄道可動橋)
旋回式可動橋(兵庫運河) L=15.5(7.7)  架橋:1900年(明治33年)
所在地 兵庫県神戸市兵庫区和田山通り1丁目地先               08/07/12訪問              地図 
JR兵庫駅下車、南に約12分。兵庫運河に架かる材木橋の一つ上流側の橋。

JR和田岬線
 兵庫駅から和田岬までの一駅だけの運転区間の路線。かっては三菱重工業までへのもう一駅と、途中枝分かれした路線もあった。今は、兵庫−和田岬を往復する乗客だけに特化した路線になっている。乗客数の少ない昼間の時間帯の運転はなく、時刻表や駅の表示(写真下中)に見られるような状態になっています。

旋回橋
 可動橋には、跳ねあげ橋(挑開橋)、橋桁が上昇する橋(昇開橋)など稼働して開閉する方法によって種類分け出来るが、旋回橋は橋桁が水平方向に回転するものです。
 和田旋回橋はJR和田岬線の鉄橋で、下を流れる兵庫運河の船の航行の時に旋回するようなっていた。1900年(明治33年)頃に竣工した日本最古の鉄道可動橋。今は、旋回することもなく、線路も固定されて敷設されている。先にも書いたように、JR和田岬線が運行されていて、鉄道橋としては現役の橋です。
 旋回橋で今も稼働している橋の例は、天橋立の小天橋、黒部市の生地中橋等がある。

和田岬線改札口の表示板 和田岬線時刻表
昼間の運転がない
運河下流側(材木橋の上)から見た
線路を伝って橋桁を間近に見てきた 線路内に立ち入って橋の上を撮った
レールに繋ぎ目がないので旋回出来ない
上流側の岸から見た
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