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八 幡 橋 向うが行き止まり?になっている橋
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所在地 広島県竹原市中央一丁目地先−田の浦一丁目地先          09/08/05(水)訪問         地図
JR呉線竹原駅駅前を東に約100m、徒歩2分、本川郵便局のそば
 この橋は偶然に出会ったものです。竹原駅から歩いて高速船乗り場に向かう途中にあった。駅前の道を東に進んだところにある。車はこの橋を渡ることができなくて、対岸の国道185号線を走るためには橋の前で左折するか右折して迂回しなければならないようになっている。
 国道185号線がこの辺りから高架が始まっていて、橋の対岸が高架のガードになっているから渡りきることが出来ない。橋の幅も結構狭くなっているので、大型車は元々通行できないから、結果的には車の通行には向いていない橋ではある。    

 右岸の橋の渡り口この橋は人が通行するだけに利用される。実は、橋の向こう側が陸橋の階段になっている。川(本川と云う)を橋で渡った後に、国道(185号線)を陸橋で渡って対岸の道にたどり着くという段取りになっている。自転車は陸橋の階段を担ぎあげなければならないから、車同様にこの橋を迂回しなければならない。
 橋の渡り口の真ん中に車止めのコンクリート柱があって、欄干の両脇には石柱が立っている。石柱の間を注連縄が渡してある。橋の向うに鳥居があるのがわかる。その先100mほどの所に礒宮八幡神社(イソノミヤハチマンジンジャ)がある。ということは、この橋はすでにこの神社の参道になっているのだろうか。

 礒宮八幡神社に参拝するしないに関わらずにこの橋を利用するのだけれども、しめ縄をくぐって参道を歩く気分にはなる。それで思い出すことがある。神社の参拝の時だけに利用する橋が全国に何橋かあって、こちらの方は期間が決められていたり、特別な関係者しか渡ることが出来ないものがある。
 すでに橋めぐりシリーズで紹介した鞘橋は、10月10日の金刀比羅宮例大祭の時に神輿を渡すためにのみ使用する橋で、一般の通行が制限されている。このほか香川県三豊市に津嶋橋があって、津嶋神社の夏季大祭の期間中(8月4日、5日)だけ通行有料で渡ることができる。

渡り口橋の両側に石柱
対岸に歩道橋が付いている
渡りきって先はガードレール
左側にある歩道橋を昇る
「八幡橋」の表示
下を流れるのは本川
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