HOME - 箱物見学記 - 大阪市立海洋博物館
なにわの海の時空間 海や港とともに発展してきた大阪の歴史をはじめ、広く人と港とのかかわりなどについて、楽しく理解していただくために誕生した海洋博物館です。
開館:2000年(2010年4月リニューアル) 
総工費:176億円 建築:ポール・アンドリュー
所在地  大阪市住之江区南港北2丁目5番20号        訪問日 平成21年*月**日(*)      地図
アクセス 大阪市営ニュートラム南港ポートタウン線トレードセンター前駅下車徒歩10分
管理運営 大阪市港湾局施工 大阪ガスビジネスクリエイト(株)が管理運営を受託 公式HP
利用情報 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)・この他にメンテナンス休館がある。
       開館時間:午前10時から午後5時まで
       入場料:高校生以上600円(中学生以下無料)・海の映像館・海の冒険館は別途に高校生以上400円子供200円
 平成20年の1月に一度訪れたことがある。この時には、箱モノ見学記を書いていない時だったから、館内の様子を写真に撮ってこなかった。この時の印象は、このように立派な博物館がありながら、あまり知られていないことと、それを示すかのように入場者が少なかったことが気になっていた。
 行財政の逼迫で、箱モノが俎上に上がる中、この博物館も同じように話題に上ることもあり、最初に持った印象に間違いがないと思うようになった。廃止になってしまうまでに一度訪問しておかなければと思っていましたが、なんと、平成22年の4月にはリニューアルオープンした。

 リニューアルオープンしたのは良いが、それでも客足が伸びない。元々無理があった。橋本市長が誕生してから、行政の無駄に目が向けられるようになり、存続が難しくなった。以下は、2012年6月20日 読売新聞の記事である。

 大阪市が、入館者が低迷している市立海洋博物館「なにわの海の時空館」(住之江区)を、2012年度末までに廃止することがわかった。施設の活用事業者は公募で決める方向で検討している。20日に正式決定する。
 時空館は、大阪の海の交流史を紹介する施設として総工費176億円をかけ、2000年に開館。海上に浮かぶドーム形の建物が特徴で、江戸時代の「菱垣廻船(ひがきかいせん)」(全長約30メートル)の原寸大模型などを展示している。市は開館当初、年間60万人の入館者を見込んでいたが、10万人前後にとどまっている。
 橋下市長は昨年12月、時空館を廃止する方針を表明。市は、今秋に公募で事業者を決定し、来年度の再オープンを検討している。
 (この項は2012/06/23記)

     
     
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