近畿三十六不動尊霊場第十番 若王山 無動寺 平成19年4月14日(土)訪問

住所/神戸市北区山田町福地字新池100 078-581-0250 地図

JR三宮駅から神戸市バス64系統で箕谷下車、市バス衝原(つかはら)行きに乗り換えて福地下車。緩い登りを約800m歩く。

参道から山門への道
 バス停から鳥の声を聞きながら、長閑な気分で近畿自然歩道を歩く。車道をそれて地道の参道に入る、参道は距離にして200m位でしかないが、暫し足を止めて梢の間を見上げて思わず鳥を探してしまう程に鳥の声が聞こえる。ゆっくりと鳥を探しに来るのにも良い所です。

無動寺山門山門
 本堂へのお参りには参道途中、本堂の正面に階段があってそれを上れば境内に上がれる。山門は更に10mほど進んだ先にあってここは庫裏への入口になっている。お参りにはここを出入りしないように標示がしてある。 

本殿本堂と奥殿
 訪れたとき丁度、本堂では信徒の方のご詠歌の教室が開かれていて、境内にご詠歌が流れていた。写真を撮って待っていると、本堂におあがりくださいと、声をかけていただいたので志納を納めて上がらせていただいた。ご詠歌は続いています。遠慮がちにしていると奥の方にもどうぞと言うことです。奥殿には、重要文化財指定の仏像5体と県指定の重要文化財の仏像1体が安置されていて、すぐ目の前で奉拝出来ました。

 本尊の大日如来座像を真ん中に、前後2列の3体ずつ並んでおられます。不動明王は前列の真ん中に並んでいました。座像で6体の中では一番小ぶりな桧材の寄木造です。

他の諸堂
 本堂のほかは鐘楼と庫裏と奥の院、それに平成になって寄進された不動堂があるだけです。ただ、無動寺の鎮守社として建てられた若王子神社本殿は国指定に重要文化財で、本殿を屋根をかけた建物ですっぽり覆ってあります。なかなか素晴しい建物である様子が見て取れました。

境内の配置図
 境内の配置はおよそ図のようになっています。


不動堂

庫裏と太子像

若王子神社鳥居


破風の曲線に特徴があります
若王子神社破風

若王子神社由緒

若王子神社正面

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