近畿三十六不動尊霊場第十二番 南山般若院 安岡寺 平成19年5月4日(金)訪問

住所/高槻市浦堂本町41−1 072-687-0727 地図

JR東海道本線高槻駅下車、駅北口より寺谷町行きで浦堂東、塚原、原大橋行きで浦堂下車、徒歩10分くらい。

安岡寺入口と総門総門から本堂へ
 バス停浦堂東で降りて、バス道をそれて緩い上り坂を歩く。およそ400mくらい歩くと南山般若院安岡寺の石柱が立つ参道入口に着く。石柱二本の間に注連縄を張ってあり、その先10mくらいのところに朱塗りの総門がある。仁王像が左右に立っている。これより先100mくらいの階段状の参道が続いていて、上りきった先の正面に本堂がある。
 バス停浦堂で降りて、バスの進む方向、信号を超えてすぐ右手に入る道を進むと、結構きつい坂道が続いていて、こちらからは西の山門に出るようになっています。参拝は表参道の総門から境内に上るコースを選ぶのがよいと思う。参道の左手は竹薮になっていて、右手には墓地や空き地が開けています。

 車の場合は西の山門から境内にそのまま乗り込めるようになっています。総門のほうからでは写真に写ってるように総門の前までしか行けません。

本堂本堂と諸堂
 本堂には、本尊の如意輪観音が、その脇に愛染明王と弘法大師作の弘紹不動明王が祀られています。訪れた日には本堂で法事の法要が行われていたため、中を覗くのがためらわれましたので、確認できませんでした。如意輪観音さまは秘仏ということで、どちらにしても直接見ることは出来ないようです。

不動明王
 本堂に祀られている不動明王は木造の立像で、これとは別に客殿の横の護摩道場の広場の山の裾に、瀧の水に打たれて、石造の弘紹不動明王が立っています。気をつけないと見落として帰ってきそうです。

青梅観音堂
 本堂横には青梅観音堂があります。ここには千手観音座像が祭られています。この仏様は真上にあった安正寺にあったものを廃寺に伴って安岡寺に移されたもので、国の重要文化財に指定されています。私が訪れた日には美術展に出展中ということでした。

般若塚
 本堂の裏山に般若経を石に一文字ずつ書いて納めた般若塚がある。開山堂を廻って上って行くのだと思うが、山林には寺の関係者以外立ち入らないでと看板が出ていたため、行ってくるのを止めました。


青梅観音堂

不動像石仏

鐘楼

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