近畿三十六不動尊霊場第十九番 青蓮院門跡 平成19年5月26日(土)訪問

住所/京都市東山区粟田口三条坊町69−1 075-561-2345 地図

京阪三条駅下車、市バスに乗り神宮道下車し南へ徒歩3分

青蓮院門跡山門三門跡の一つ
 青蓮院は三千院、妙法院と並び天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡のひとつに数えられる格式の高いお寺です。建物も宸殿、小御所など普通のお寺にはない設えの部屋を持っていて、上品で優しい雰囲気が漂っている。その建物の廊下からは庭が望めるようになっている。縁側に座って庭を眺めると心が落ち着きます。

青不動
 このお寺のお不動様は絹地に描かれたもので国宝に指定されている、実際に目にすることができるのは原寸大の原色写真(レプリカ)です。

池泉回遊式の庭園は散策が出来る庭園
 相阿弥作の池泉回遊式の庭が美しい。池を廻らせて造作した粟田山を借景にし、池の対岸に高く石積みした滝口を造ってあり、植え込みの木々の深い緑色も静かな佇まいの中にあります。小堀遠州が造ったといわれる霧島の庭は散策できるようになっています。優雅な門跡寺院ならではの庭が楽しめます。

ご本尊
 熾盛光如来(しじょうこうにょらい)です。名前を聞いたことがありませんが、熾盛光如来をご本尊とするお寺は、日本中でこの青蓮院門跡だけと聞いて納得です。平成17年に一度だけご開帳されたようですが今はまた秘仏となっています。

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