近畿三十六不動尊霊場第三十三番 犬鳴山 七宝瀧寺 平成19年7月22日(日)訪問

住所/大阪府泉佐野市大木8 地図

JR阪和線日根野駅下車、犬鳴山行南海バスに乗り終点犬鳴山で下車、本堂まで参道を約1200m位。

バス停から本堂までの道
 バス停のそばから参道になっていて、本堂までの道のりが大木川の渓流沿いのハイキングコースにもなっている。途中には落差がそれほどあるわけではないけれども、何箇所かの滝もかかっている。橋も何箇所か渡るコースになっていて、ハイキング気分で森林浴を楽しみながら歩けます。
 単なるハイキングコースでないのは、途中に祀られている不動像、地蔵尊などの石像であったり鳥居と祠でお祭される神様があったりで、それらを見て写真にとって歩くだけで、本堂までの1km余は1時間30分もかかってしまいました。以下に途中のポイントを説明してみました。

総門から山門
 歩き始めて300mもすると総門があります。建物がるわけでなく両側に石柱が立っているだけの場所です。傍らに、石碑があって総門これより霊域の標示と、両界の滝、山門、本堂までの距離が刻まれています。本堂までは959m(と標示が細かい)あるようです。
 50mくらい歩くと迎えの行者尊が祀られています。川筋には山門までに6ヶ所くらいの滝がかかっています。総門から数えて3番目の滝は少し落差もあって両界の滝と名づけられています。岩の上から滝つぼ目がけて子供たちが飛び込んで遊んでいました。橋も何本か渡ります。二の橋、きんたか橋など木造の橋が大木川の渓流を跨いでいます。総門から山門まではおよそ400mです。

山門から本堂
 山門は朱塗りの門でこのお寺に来て初めて出会う建造物です。瑞龍門と額が上っています。こちらにも門の脇に石碑があって、本堂までの距離そのほか要所までの距離が刻まれています。山門を潜るとすぐに朱色の橋(神宝橋)があってこちらの方向が本堂への道です。橋を渡らずに左へ登ってゆく道が宿坊と白雲院へと続いています。神宝橋を渡ってすぐ霊明殿、護摩道場などがありその脇を真っ直ぐ行く道の先にもう1つの朱塗りの橋(神明橋)があります。傍らに神明大権現社などがあります。ここから本堂までの道のりは、色々な社やお堂、石像、石仏などがあります。
 豆八大明神、天力地蔵−岩屋不動−義犬の墓、お亀石−十一面観音堂、宇賀耶白長(うがやはくなが)弁才天、大龍不動明王鳥居−お志津地蔵堂、志津の涙水、癌除けお岩竜王−鐘楼、大聖身代わり不動明王像、七福神堂−清めの不動尊、水掛不動尊、韋駄天神御堂、ぼけ除け不動、十二支守本尊と見てやっと本堂に着きます。 

本堂と行者滝
 

 

 

 

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