おおさか十三仏霊場寺院第三番 文殊菩薩 家原寺 平成20年7月8日(火)訪問

住所/堺市西区家原寺町1−8−20 072-271-1505  地図

JR阪和線津久野駅下車、駅前の広い道を南に歩き、大池の手前を左の折れる。徒歩約12分。

家原寺南大門(仁王門)山門(南大門
 門の左右に仁王像が控えている仁王門が先ず来訪者を迎えてくれます。家原寺で最も古い建造物のようです。

行基菩薩誕生地
 ここ、家原寺は行基菩薩の誕生地だそうです。行基菩薩の生家を寺として、伽藍が整えられて発展した。山門を入るとすぐ左手に行基菩薩の銅像が建っていて、周りに池(放生池)がめぐらされている。本堂の左開山堂の傍には、「行基菩薩誕生塚」と彫られた石塔が立てられ、その後ろには行基菩薩御影堂が建っています。

行基菩薩誕生塚の石塔大左義長法要の寺
 大左義長法要(おおとんどまつり)のお寺として、毎年1月14日から16にちまで盛大に行われる。そのための護摩壇が山門を入ったすぐ右手にある。一見なに物かと思うような鉄製の構築物で階段が付けられていたりして大がかりなものです。

落書き寺
 落書きのお寺としても有名なのでしょうか、重要文化大の本堂(文殊堂)には、白墨を使った落書きが普通では手の届きそうでないところにも沢山書かれている。注意書きとして「白墨以外のものを使用しないでください」と云うものを見つけました。
文殊堂

知恵の文殊
 本尊は文殊菩薩で、知恵を授ける仏様であることから、このお寺ではハンカチに願いを書いて、本堂のいたるところに押しピンでとめられている。絵馬に願い事を託して吊り下げるあれと同じことが、このお寺ではハンカチに書いて行われています。

三重塔三重塔
 平成元年に建てられた三重塔がありました。事務所で頂いたパンフレットには、家原寺はおおさか十三仏めぐり第三番の札所以外に、西国薬師霊場十五番、仏塔古寺十八尊霊場一番の寺とも書かれていて、この三重塔がその対象の建物です。また、時間がとれたらこの仏塔古寺十八尊霊場巡りもしてみようかともつい思ってしまいます。

境内図
 境内の様子は下の図を参照してください。
家原寺境内図

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