お寄せくださった段駄羅作品
口コミで段駄羅を説明させていただいた方から、「こんなの出来ました」とお寄せいただいた作品をここに紹介しています。人の作品を講評など出来る立場ではないのですが、気がついたことをだけ書き添えておきます。
◇防衛省 汚職事件で(お食事券で) さあ食事 和田様
私が初期に作った作品に、 役人は 職権利用(食券利用) 昼の飯 というのがあります。和田さんの作品はそれよりもずっと良くできています。これからも、段駄羅を作り続けてください。
◇秋出水 一気呵成に(一揆加勢に) 駆けつける 福沢様
段だらは作るけれども、歌心のない私には、秋出水なんて季語を想いもしません。下の句を読み替えたらきれいな俳句になるのでしょうね。 秋出水を頂いて創ってみました。 絵本など もう飽きて見ず(もう秋出水) 懲り懲りだ
◇領海を 侵犯したり(審判したり) バスケット 福沢様
同じしたりでも 審判したり 顔になる とするとまた別の感じに出来上がります。
◇俎板の 鯉、目を閉じる(恋、夫婦汁) めでたさや 福沢様
鯉(魚類)が目を閉じるのかどうか知りませんが、そんなことはどうでもよくて、目を閉じると夫婦汁が棒もじりでない作品になっていますね。もっと、段駄羅を作って下さい。
◇田植済む 千の棚田に(船の他灘に) 住んでいる 福沢様
下の句 船の他灘に 住んでいる の情景が私にはよくわからないので、この句についてのコメントはうまくできませんが、もじりが成立していますので良いのではないでしょうか。
◇図書館で 非常出口の(非情で愚痴の) 我が息子 福沢様
図書館の非常出口の表示を見て思いついたそうです。そうです、それでいいんです。私も、電車に乗っていて乗務員室から常務陰湿を思いついたことありましたもの。今後も段駄羅を作り続けてください。