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足 助 「塩の道」中馬街道の町並み   重伝建選定(2011/04/15)
町並み分類:商家町宿場町
公開施設:足助中馬館(無料)
豊田市足助町足助                               2007年8月16日(木)訪問      地図
名古屋鉄道三河線猿投駅下車、さなげ足助バスで香嵐渓バス停下車
 JR刈谷駅で名鉄に乗り換えて三河線の終点猿投駅まで行く、途中、知立駅で乗り換えるダイヤになっている。猿投から更にさなげ足助バスに乗り継いで香嵐渓で下車する。香嵐渓はキャンプ、水遊びのメッカで夏休みの時期は、香嵐渓に入る車で朝夕は道路が渋滞する。路線バスもダイヤが乱れることが有るという運転手さんの話でした。

 マンリン小路香嵐渓バス停は行楽の車と客で相当な混雑をしていた。バス停から左手に足助の町並、右手に香嵐渓へいたる大き目の標示が上っています。三河湾で採れた塩を信州に運んだことから『塩の道』と呼ばれ、その物資の運搬に馬が使われたことから中馬街道と呼ばれています。その街道に栄えた町が足助です。古い町並みはその中馬街道に沿って約2km残っています。

本町の景観
 足助の町中には、江戸期以前と思われる古い佇まいのまま保存されて今に至っている建物は少なく、生活の中で手直しをされてその姿を伝えているものが多い。建物のそこ此処に、明治大正の面影を残しながら、新しく変遷してゆく町の姿になっている。
 本町あたりには比較的昔のままの町並みの景観を残している。  現在も旅館を営んでいる玉田屋、山城屋があるが、本町に最近まで旅館を営んでいた三島屋があって、説明書きが添えられていました。

マンリン小路
 足助中馬館(田町)足助には街道を横道にそれるように作られた小路がいくつかあります。新町にあるマンリン小路は黒板塀と白壁の土蔵が美しく、写真にとってもその風情がよく現れています。小路の入り口にある書店は、もとの屋号が萬屋で当主が代々林右衛門を名乗っていたので、その名をとってマンリン小路としたということです。
 入口から奥に50mくらいの距離に蔵が5棟ほど並んでいます。今は、その中をギャラリーとして営業をしている様子です。

足助中馬館
 大正元年に稲橋銀行足助支店として建てられたものを町が管理して、足助の商業や金融・交通・町並み等の資料を展示しています。訪問した日がちょうど休刊日であり入館で来ませんでした。

マンリン小路の入口 足助の町並み 足助の町並み(本町)
三島屋(かっては旅籠であった) 妻入りと平入りが混在する 足助の町並み
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