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美濃中山道ではもっとも賑わった宿 大井宿

岐阜県恵那市大井町  JR中央本線恵那駅  2007年3月26日(月)訪問    地図

本陣の門、松などは火災を免れて今に残っている。 2泊3日の青春18きっぷでの今回の町並めぐり旅行の最後に、予定より多くの余裕時間が出来たので、急遽、恵那市で降りて大井宿を歩いてみることが出来ました。観光案内所で町歩き地図などの資料を頂きました。「今日は月曜なので資料館などお休みですので・・・・」と教えられましたが、とにかく歩いてみることにしました。駅前の道を200mほど歩くと中央通1丁目の交差点に着く、この交差点を挟んで、東西に中仙道が通っている。左折して主に中山道の宿場の様子が残る大井町の方に歩きます。

手前の石碑に「明治天皇御在舊址」の文字 ここ、大井宿は中仙道46番目の宿場町で、江戸時代後半は美濃16宿の中で最も繁栄したところです。本陣、脇本陣各1、旅籠40軒余があり、特に宿泊施設の多い宿場町であったということです。当時、角屋という旅籠がありましたが建物こそ新しくなったが、今も旅館いち川として営業を続けています。ここ大井宿は6ヶ所もの枡形を持っていることでも他の宿場町にない特徴となっています。

 大井宿本陣跡(県指定文化財)を初めとして庄屋古屋家、庄屋古山家(ひし屋資料館)、宿役人の家、明治天皇御在舊址、脇本陣跡、高札場、長屋門など所々に説明をつけた見どころが結構ありました。宿場外れの上宿という一寸した高台までを歩いてきました。そこには数多くの石仏を立て、宿内へ悪病や、悪人の侵入を防ぎ、宿内の無事息災を祈願するように石仏群がひっそりと祀られています。


庄屋古山家
(ひしや資料館)

庄屋古屋家

長屋門
古屋家の裏

上宿の石仏群

宿役人の家

明治天皇御在舊址
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