備中木綿の集散地として栄えた 在郷町 |
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岡山県井原市井原町 2010年8月18日(水)訪問 地図 | ||
JR伯備線清音駅より、井原鉄道に乗り換えて井原駅下車。レンタサイクルがある。 | ||
井原町の古い町並みは、国道313号線より東側の小田川に沿う旧の街道に残っている。下町、中町、本町、新町と北から南につながる。今回の訪問では、井原駅でレンタサイクルを借りて、高屋町を訪問したあとに井原町に戻ってきて、井原町を見て回りました。
家並みは、切妻もしくは入母屋の平入り家屋と、入母屋の妻入り家屋が混在している。切妻屋根に入母屋屋根を掛け合わせた形の家屋も見られました。この種の家屋は岡山県の総社でも見かけたことがある。おおくの家屋にはなまこ壁も見られます。 井原町は、本町を中心に江戸時代初期に発展した町で、小田川の船運による物資の集散の地として栄えました。町並みの保存には積極的な状況ではないようですが、本瓦を残した屋根、なまこ壁、塗り込め虫籠窓、袖壁などの古い遺構が散在していて、見所がある状況が残っています。これらを少しでも保存を進めて残して欲しいものです。 |
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建物が通りに面して 鋸歯状に建てられている |
井原町の新町の町並み | 袖卯建が建物の前まで張出している |
切妻屋根と入母屋屋根を持つ家屋 | 瀧本酒造の木製看板 | 入母屋妻入り家屋と平入り家屋 中町辺り |