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金沢大野 金沢大野醤油の里
町並み分類:港町
公開施設:金沢港大野からくり記念館(有料) 
石川県金沢市大野町・金石町                      2010年04月03日(土)訪問        地図
JR北陸本線金沢駅下車、北陸鉄道バス中橋バス停より大野港行に乗車。 
 大野地区の町並み金沢駅西口からJR高架に沿って150m位歩くと、高架下に中橋バス停があります。大野港または大野行きに乗車して、大野1丁目で下車する。バス停のそばの広場に、町の概略地図が掲げられている。この辺り一帯が「金沢大野醤油の里」である。

 大野は元和年間(1615−1624)に前田家から醤油作りを勧められて、以来醤油作りの町として、江戸時代には5大醤油生産地(銚子、野田、小豆島、龍野、大野)として栄えたところです。今も、何軒かの醤油の蔵元が見られます。創業時の姿をとどめる板張りの工場がそこかしこに残されています。
 また、大野は大野川の河口に開けた町で、西隣に隣接する金石地区とともに、北前船の寄港地としても賑わったところです。

 金石地区には特筆するような建物が残されていませんでした。散在する建物と家並みに繁栄の後をうかがい知ることができる。

 ここ金沢市大野には、もう一つ特筆することがあります。からくり儀衛門にも比肩される大野弁吉が移り住んだところとしても有名で、「金沢港大野からくり記念館」があって、弁吉の偉業を伝えています。入場料300円を払って観覧するだけの価値は充分にあります。この他に、弁吉の墓所、弁吉の碑なども町内に残されています。

橋栄醤油みその工場 醤油蔵(大野町2丁目) 直源醤油工場
宝生寿し(大野町4丁目) 金石地区 金石地区の町並み
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