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川 越 蔵の町小江戸    重伝建選定(1999/12/01)・小江戸
町並み分類:商家町
文化財:大沢家住宅(国の重要文化財)
公開施設:蔵造り資料館(有料)・大沢家住宅(有料)
川越市仲町・幸町・元町                      2008年8月5日(火)再訪問          地図
JR川越駅・東武鉄道川越または川越市駅.西武鉄道本川越駅
 蔵作りの町並み 幸町川越には東京単身赴任中に、当時発売されていた乗り放題切符を使って日帰りで訪問したことがある。このときの写真が残っていなかったので、改めて訪れた。最初に訪れたとき『何この雰囲気の町並みは』という驚きがありました。今回、再び訪れてみると、圧倒されるような重厚な土蔵、屋根瓦にはあらためて感動しました。

 東武鉄道川越駅から重伝建地区まで商店街を通り抜けながら歩きます。朝早い時間で店も十分に開いていない中を歩くと、結構な時間を感じました。重伝建地区に取り付く仲町の交差点まで1.5km程あります。小江戸巡りバスなどもあります。

 時の鐘蔵造りの町並みは仲町から北へ札の辻まで約400m位のバス道に沿った地域に甍を並べている。この街は明治26年の大火に見舞われています。この時に類焼をまぬがれた大沢家住宅(重要文化財)など数軒の蔵造りにならって、新しく造られたた蔵造りの町です。
 黒漆喰塗り込めの店蔵は、土蔵の塀の厚さ、巨大な鬼瓦、重厚な観音開きの扉が特徴的で、全国にある蔵の町の趣とはまた違ったものを感じる。この蔵の町に匹敵している町として、千葉県の佐原市があげられる。ここも、佐原は小江戸と呼ばれているところである。

大沢家住宅
 大沢家は、川越の明治26年の大火で焼け残った江戸時代の土蔵造の町屋です。建物は総二階で、一階を「みせ」、二階を座敷などに使っている。桁行10.9m、梁間8.5m、切妻造りで正面に庇をつけている。屋根は桟瓦で葺いてある。
 この町で見かける蔵と比較すると派手さのない地味な感じがするが、川越の土蔵造の中では最古の建築物です。それが、国の重要文化財に指定されている由縁です。建造年は、寛政4年(1792年) 

 蔵造りの町並みの中に、川越の町のシンボルとして聳える時の鐘が、通りを少し入ったところにあります。また、山車を展示して川越祭りを紹介する川越まつり会館、札の辻交差点を西に行くと昔懐かしい駄菓子などを扱う、菓子屋横丁と呼ばれる一角があります。

原家住宅(幸町) 大沢家住宅(元町) 小山家住宅(蔵造り資料館)
菓子屋横丁(元町界隈) 松崎家住宅(仲町) 山崎家住宅(菓子舗亀屋)
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