HOME - 町並みを訪ねて - 栃木県 - 栃木
栃 木 小江戸栃木・川筋に蔵が並ぶ町  小京都(全国京都会議加盟)・小江戸
町並み分類:城下町商家町宿場町
文化財:丸三家具店店舗ほか登録有形文化財多数
栃木市入舟町・室町・倭町・万町・嘉右衛門町              2010年12月17日(金)訪問       地図
JR両毛線栃木駅下車、町並みまで駅から北へ徒歩約10分
 嘉右衛門町あたりの町並み(例幣使街道)栃木の町並みは、駅前の蔵の町大通り倭町の交差点を過ぎたあたりから始まります。JR駅及び近辺には観光案内所がなく、倭町より更に北の万町にあります。駅から15分ほど歩くことになるがが、ここへ寄ってから町歩き地図を入手して歩くと良いと思います。
 大和町の交差点を西に折れると巴波川に架かる幸来橋に出る。この橋の袂に塚田歴史伝承館になっている廻船問屋の屋敷が残っている。この建物が巴波川の川筋に建つ姿が、栃木の町並みの一つの見所です。
 倭町から万町辺りにかけて、店蔵を持つ商家が何軒も並んでいます。

 天正19年(1591年)に皆川広照によって栃木城が築かれます。計画的な町つくりが行なわれ、城下町が整備され栃木の町が栄えてゆきます。その後、巴波川の船運で江戸との交易が盛んに行なわれ商家町の発展につながってゆきます。
 家康の日光改葬や日光東照宮造営で、資材や物資が栃木に運ばれ、栃木からは農産物などが江戸へと運ばれました。江戸の終わり頃には、商人達は隆盛を極め、巴波川の両岸に白壁土蔵を多く建築した。
 日光東照宮への勅使の参向が行なわれることによって、例幣使街道が賑わうことによってもたらされました。宿場町栃木の発展してゆきます。栃木の蔵の町並みには、栄華を極めた豪商の歴史が刻まれています。 

丸三家具店店舗・毛塚紙店店舗
(登録有形文化財)
木材廻船問屋塚田家(登録有形文化財) 雅秀店舗(登録有形文化財)
五十畑荒物店店舗(登録有形文化財) 嘉右衛門町1(代官屋敷門) 油伝味噌店舗(登録有形文化財)
inserted by FC2 system