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城崎温泉 1300年の歴史を持つ温泉    兵庫県歴史的景観形成地区
町並み分類:温泉街
兵庫県豊岡市城崎町湯島                     2008年3月13日(水)ほか訪問         地図
JR山陰本線城崎温泉駅下車、駅前から温泉街が始まる。 大谿川の柳並木までは徒歩約5分
 駅前の通り養老年間(717年から720年)に温泉寺が道智上人によって開基されているから、城崎温泉の歴史は既に1300年を越えることになる。時代が推移して、温泉を訪れる客も多くなり、それにあわせて町が発展してゆく。江戸期には、湯治湯として、長期滞在型の温泉であった、宿泊施設もそういう対応の湯宿から始まってゆく。近世になっての温泉地への物見遊山に変って行き、今の形の町並みが形成されていったようです。

 城崎温泉には湯巡りの外湯が、一の湯、御所の湯、まんだら湯、さとの湯、柳湯、地蔵湯、鴻の湯の七湯あります。温泉街の中心を流れる大谿川と、そこにかけられた橋、川べりの柳並木が、浴衣姿に下駄履きが良く似合う温泉の風情を演出しています。
 大谿川に架けられた橋は緩やかな太鼓橋になっているものが何橋かあります。これが町並みにしっくりと溶け込んでいます。親柱に「昭和元年之建」と架かれています。
 大谿川に架けられた橋と柳並木の景観が、県の景観形成重要建造物に指定されています。

 七つの外湯には、風情のある建物があります。調べてみましたけれども、建物の由緒が分かりません。外観からして古い建築様式でありながら、建築年代はどれも新しいものなのかもしれません。

温泉の中心街 大谿川と柳並木 大谿川に架かる橋
外湯(地蔵湯) 外湯(一の湯) 外湯(御所の湯)
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