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播磨の小京都・城下町龍野

兵庫県たつの市龍野町  JR姫新線本竜野駅  2007年4月2日(月)訪問

下川原町の町並み 龍野は脇坂5万余石の城下町として栄え、また、醤油の町としても栄えた。現在もその面影を残す醤油蔵が幾棟か残されている。ヒガシマル醤油の工場が醤油の製造をこの地で続けています。この他、童謡「赤とんぼ」の詩で有名な三木露風の生まれた土地としても良く知れるところです。

 JR本竜野駅を降りて約15分くらい歩きます。揖保川に架かる龍野橋を渡りきった辺りから古い商家の並ぶ町並に出ます。下川原町の商店街です。日本で一番古いという小林家土蔵が残っている。17世紀中ごろの建築といわれています。古い家屋が残る地域は龍野醤油資料館のある一角、十文字川に沿った辺り、旧脇坂屋敷の残る武家町付近と、町並群を構成しているわけでもないがあちこちに点在している。お寺が多いことも落ち着いた雰囲気をかもし出していて、小京都としての佇まいを感じます。
 うすくち醤油資料館は県指定有形民俗文化財に指定されています。

 龍野城の西側、龍野神社の前を下る道は文学の小径と呼ばれ、おりからの7〜8分咲きのサクラのトンネルをくぐる様に歩くことが出来ました。この他にも十文字川沿いの道、武家屋敷跡の道、童謡の小径、哲学の小径など逍遙するのにはいいところがあります。 


小林家三階蔵

武家町
旧脇坂屋敷

醤油資料館前の町屋

醤油資料館そばの蔵

龍野城埋門

龍野城隅櫓
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