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伊予の小京都 大洲

愛媛県大洲市大洲  JR予讃本線大洲駅から徒歩約20分  2010年1月13日(水)訪問 地図

 大洲には2005年9月22日に一度訪れている。この時は滞在時間を十分に取っていなかったこともあって、大洲城と大洲の街中を少しばかり見て歩いた。まだ、古い町並み散策を始める前でもあったので、大洲の町では知られている城を訪問するだけに留まってしまった。

石張舗装の道 明治の家並 今回は、町並み散策のためには十分と思われる時間をあてて再度訪問した。この冬の時期、北陸地方の雪国を避けて四国方面の計画を立てて訪問したと云うのに、昨夜から今朝までに降った雪が、道路わき、屋根の上に積もっているという寒い朝です。
 大洲の町は、JRの駅から離れたところに開けています。市街地は、肱川に架かる肱川橋を越えた先にあって、肱川橋まで駅から15分くらいの距離があります。
 肱川を渡る手前から右手前方に大洲城が見えてきます。今日町歩きするのは橋を渡った先の東側一帯で、肱川が大きく蛇行している川に囲まれた一角です。

おおず赤煉瓦館 大洲は大洲藩6万石の城下町です。伊予の小京都とも呼ばれている。古い町並みを残しているのは城の南東に位置していて、城下の町屋が発達していた地域ではないかと思います。細い路地の両側に蔵造りの家屋が残っているところにその気配が感じられます。

 肱川の眺めを真下に眺める位置に臥龍山荘という数寄屋風の建物があります。この建物は、木蝋で財を成した明治の豪商河内寅次郎が4年の歳月をかけて明治40年に建てた。愛媛県指定文化財に指定されている。また、煉瓦舗装の道の肱川の堤防を少し下ったところには、おおず赤煉瓦館という建物があって、こちらも明治時代後期に銀行として建てられた煉瓦造りの建物です。


煉瓦舗装の道 油屋

臥龍山荘へあがる道

臥龍山荘

おはなはん通りの
1つ北の筋

石張舗装の道
明治の家並

大洲神社へあがる道
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