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尾道渡船 運営 尾道渡船株式会社 乗船賃 100円(乗用車などは別途料金体系)
渡る海 尾道水道4分
船名 にゅうしまなみ・第二兼吉丸・第10向島丸
所在地 尾道市土堂1丁目地先−尾道市向島町地先              '11/01/07(金)訪問           地図
JR尾道駅から東の方向に徒歩10分で本土側乗り場に着く
 尾道水道を渡って向島に行く航路は、尾道渡船のほか駅前渡船・福本渡船・桑田渡船の4航路が就航している。08年3月1日に訪問したのに続いて今日は2回目の訪問です。

 尾道の渡船は、どの航路も車の乗船も可能で、他の地方の渡船場のような渡し舟というイメージではなく、フェリーといった感覚に近い。渡し船のサイトに紹介するのは、その渡航距離が短いことと、住民の足として利用されていることにおいて、まさに渡し船の範囲に入るものだからです。

 乗場は、駅前渡船の乗場の東の福本渡船桟橋の更に東にある。本日就航していた「にゅうしまなみ」はほぼ20トンの船体で、乗用車5台、乗客定員47名です。時刻表にとらわれずに頻回にピストン運転をしていました。私達が乗船したときは、6人が乗り込むとすぐにタラップをあげて出航しました。船の前後に乗降用のタラップがつけられていて、向こう岸まで方向転換しないで進みます。下船は反対側のタラップが開かれます。
 折り返しの運行も、下船と乗船が済んだらすぐに出航と云う、まったくのピストン運航でした。乗船時間は僅かに4分足らずです。

 向島側に会社の建物があって、船舶はこちら側の桟橋で係留されるのものと思います。下の写真のように、前回訪問の'08年には、屋根付きの料金所を備えた乗り場が向島側にはありましたが、今回の訪問では取り払われていました。
 桟橋の近くに、映画「あした」(大林宣彦監督)のロケで使われた、「兼吉市営バス乗り場」の建物つきの乗降場が残されていました。

本土側の乗り場 接岸する船から本土側桟橋を見た 本日の就航船
向島側桟橋 この建物は無くなっていた(写真拡大
2008/03/01撮影した写真
映画「あした」のロケ地
兼吉市営バス乗り場
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