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番田水門 ローラーゲート型 複門(2門) ワイヤーロープウインチ式
純径間 18.3m 呑み口高さ 5.95m 扉体構造:プレートガーター
番田水路の神崎川出口に設置 平成19年完成
所在地 大阪市東淀川区相川三丁目・北江口1丁目            訪問日 '10/07/02(金)         地図  
阪急京都線相川駅下車、東へ約10分。 
 番田水路は、女瀬川、芥川、淀川、神崎川、安威川の堤防に囲まれた区域で、神崎川の水位が豪雨などによって高くなったときに溢水はん濫を起こす。これを防ぐために、番田水門で神崎川の水をせき止めるとともに、鳥飼北部ポンプ場と安威川左岸ポンプ場から強制排水する。
 淀川から分流してきた神崎川は、約2km位下流のこの辺りで、小さな水路と合流している。番田水門は、その堤内水の増水をせき止めるために設けられている。

番田水路右岸から見た水門 水門は、堤防上の道から少し神埼川の河川敷の方に寄せて作られていて、管理棟も含めてもう一本別の通路が水門のそばに通っている。水門のそば20mくらい所の階段を使って河川敷に降りると、水門の裏側取水口側を目の当たりに見ることができる。
 ゲートの表側は平板な姿を見せているが、裏側は、扉体の機能的な姿を見せる。この無骨な格好が水圧を受け止めるために必要なんだということを示している。
 水門から、下流400m位のところにある、大和橋を渡って、神埼川の左岸の道を歩くと、水門の裏側が真正面から観察できる。

 水門は、2門に分かれていて、各々の純径間が18.3mあります。ウインチで巻き上げる方式になっている。上部にフックが付いていて、このフックに引っかけて固定するようになっていると思われるけれども、写真に見るように、フックに固定しない状況が写真に写っています。平常時開がこの番田水門の状況です。
 ゲートの上屋にウインチが据え付けられている様子がう窺えます。

前の道路から少し奥まっている 番田水路側からみた 管理棟(電気設備室)と水門
神埼川右岸河川敷から見た。 巻き上げてフックに掛ける?
(写真部分拡大)
神埼川左岸から真正面に見た
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