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東横堀川水門 上流側:ラジアルゲート型、下流側:マイターゲート型
土佐堀川の分岐から南200m、高麗橋南側に設置 
所在地 大阪市中央区高麗橋1丁目                     訪問日 '10/05/23(日)         地図
京阪電車北浜駅駅下車、徒歩約7分、高麗橋の南側すぐにある。
 水門管理棟と操作機器東横堀川水門と道頓堀川水門との開閉操作によって、東横堀川と道頓堀川の水質の浄化をしています。水門の本来の目的に、高波からの防御がありますが、この両水門はこの機能の他に閘門の機能も併せ持っていて、水位の調整をして船舶の航行も出来るようにしてあります。浪速探検クルーズ船が航行しています。

 高麗橋の上から下流側すぐのところに、ラジアルゲート型の水門があります。この水門は、蒲鉾型の扉体が回転して静み込むようになっているものです。更にその下流側20mくらいのところに、マイタ−ゲート型の水門があります。こちら側の水門は、観音開きに開閉するもので、完全に閉まりきった状態では、下流側へくの字になった形をしています。

 東横堀川の上には、阪神高速道路が走っていて、水門のある辺りでは左岸側に道路がかぶさっている。水門の管理棟が右岸側にあります。この管理棟を挟んで上流側にラジアルゲート型、下流側にマイタ−ゲート型水門がある。水門の可動装置は管理棟を挟んで設置されています。
 訪問した時は、上流側のゲートが閉まっていて、下流側のゲートが開放された状態になっていました。下流川水門は全開した状態で、ゲートが護岸壁に収納された状況にありました。しばらく見ていると、作業船が戻ってきて停船して、下流側の水門を締め切りました。(下真ん中の写真)その後、上流川のゲートを開けて、上流側へ作業船が出かけてゆきました。

上流川水門が閉じている 下流川水門が閉じてゆく 下流側が閉じて、上流川が開放
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