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一津屋樋門 ローラーゲート型3門
純径間:2.60m 呑口高さ:3.6m
淀川から分岐してゆく神崎川河口に設置 昭和62年6月(改造平成14年3月) 
所在地 大阪府摂津市一津屋                           訪問日 '10/07/02(金)        地図
JR大阪駅から大阪市バス37系統に乗車、江口橋バス停下車。徒歩約13分
 神埼川が淀川から分流していく河口に設けられている。樋門は2基あって、一つは淀川の堤防上の、淀川から80mほど下がったところに設置されている。この、樋門から更に50mくらいのところにもう一基の樋門がある。
淀川側の第一の樋門 一津屋樋門制水ゲート銘板淀川の水が自然に流れ込んで樋門に入ってゆく様子は、他で見る水門の状況と全く同じようであるが、もう一基の樋門を出てくるときには勢いを増していて、ごうごうと音を立ててしぶきをあげている。第一門目と第二門目に数mの高低差があるから、水勢が付いて流れだしてくると思われます。

 一津屋の場合に水門ではなく樋門と呼ばれるるもので、堤防の下の樋管を通して、川水だけの流路になっている。
 ゲートに表示した銘板には、一津屋樋門制水ゲートと出ている。流路は3門になっていて、その一つの純径間が2.6mの幅しかない。出口側のもう一基には、写真から判断をするに、閉め切りのゲートが設置されていない様子です。

 神埼川は、摂津市一津屋の辺りで淀川から分流して、東淀川区相川辺りで、南下してくる安威川と合流する。ここから大きな流れとなったのちに、さらに尼崎市戸の内で猪名川を合流させて、西淀川の出来島辺りで西島川を分流して大阪湾に注ぐ。全長21kmの河川です。

水取り入れ川の樋門 水の取り入れ口 横から見た樋門
管理棟への通路橋 ゲートを釣り上げるチェーン 水吐出側の樋門
後の樋門とに高低差が見られる
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