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古 川 水 門 スルースゲート型 2門の内の一門は暗渠になっている。 
古川が寝屋川に合流する河口に設置されている
所在地 大阪市鶴見区徳庵2丁目                     訪問日 '10/06/12(土)          地図
JR学研都市線徳庵駅下車、徒歩約10分
 徳庵の駅から商店街を北の方に歩くこと約8分くらいで、寝屋川に架かる徳庵橋に着く。この辺りで水路が複雑に交錯していて、西に向かって流れる寝屋川に、北側から古川が流れ込んでくる。 徳庵橋の東詰には、西から二本の水路が合流してくる。五箇井路と六郷井路の二本がそれです。
寝屋川右岸の道路から見た古川水門 それゆえに、この場所には大小合わせて多くの橋が架かっています。五箇井路と六郷井路の水を強制排水するためでしょうか寝屋川との合流点にポンプ場があります。寝屋川への合流点は閉め切りの水門がありました。

 古川水門は古川が寝屋川に流れ込む合流点に設置されています。古川は寝屋川市の大間東町の国道1号線の辺りから発している川で、途中に、茨田ポンプ、桑才ポンプ場、萱島ポンプ場の3か所もの排水機場を持って、流域の洪水被害から守っています。古川水門はその第一関門ということが言えます。

 水門の前(寝屋川の右岸)は道路になっていて、車の往来が結構多い。寝屋川左岸から古川水門を見る場所がないために、道路から写真を撮るけれども、護岸堤があって水門の下部が移らない。護岸堤の上にカメラをかざして撮った写真にやっと川の状態が移っている。右岸側に幅の狭い水門があって、水路が暗渠になっている事が判る。暗渠は、400m位上流で本流に合流する。左岸側が通常の水門になっていて、古川の本流の水位調整に関わる。

徳庵ポンプ場 五箇井路と六郷井路の流入部は
閉め切り水門になっている
古川の右岸は上流側へ約400m位がほど暗渠になっていて、その上をプロムナードにしてある。
水門下流側・右岸側が暗渠 古川右岸の道路より見た 下流側全景
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