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今川水門 スルースゲート型
寝屋川水系・大阪市土木部技術試験所今川水門
駒川とのの合流点から南約250mの今川に設置
所在地 大阪市東住吉区杭全2丁目                     訪問日 '10/06/24(木)         地図 
JR関西本線東部市場駅下車、徒歩約5分。
 JR関西本線の東部市場駅の西約300m位のところ、国道25号線が今川に架かる橋のすぐ南側にある。この地点は、今川が平野川に合流するの250mくらい上流側にあたる。

今川右岸上流部より 右の建物は管理棟 今川は、かっては狭山池を水源とした川であったようですが、今は平野区喜連西町と東住吉区湯里町との境界線辺りに今川の水源である人工の吐水口があり、平野下水処理場で高度砂濾過法により2次処理された水が、1分に約10トンの割合で注ぎ込まれています。ここから北上して、杭全で駒川と合流し、更に今林で平野川に合流する。

 水門は閉じられた状況にありました。水門の前には、ごみが沢山浮かんでいて、下流へ流す取水口の前にはごみ除けの浮きがごみをせき止めていました。水門の右岸側には暗渠が作ってあり、ここへ水を流しているように思われます。この水が下流川へ放流されて平野川に流されているとするならば、この水門は平時は閉め切りのもので、今川上流の洪水時にのみ開放して下流部へ放流するのでしょうか。

 水門の管理棟は、右岸側にあります。水門はスルースゲート型で、ワイヤーで巻き上げるようになっています。巻き上げた時には上部に設けられたフックに固定するのでしょうか、ゲートの上にフックが下がっているのが見えました。

下流側からみた。ゲートの左側は暗渠 ごみ堰き止め用の浮きが手前に見える 上流側右岸に暗渠がある
     
築堤に設けられた樋門?  ゲートの上にフックが見える  水門は完全に閉鎖されている 
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