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フック式2段ローラーゲート型 B=9.0/H=10.62
昭和40年(1965年)完成・平成13年(2001年)改築
西島川河口に設置
所在地 大阪市西淀川区西島1丁目                     訪問日 '10/05/17(月)          地図
阪神電鉄なんば線福駅下車、徒歩約20分
 この水門は、神崎川と淀川を繋ぐために、設けられている。神崎川との分岐点にある出来島水門とを通過して、西島川1.49kmを航行できる。そのための船溜まりが、この西島水門のわきにあって、何隻かの小型船が繋留されている。
 何隻かの船の航行を確保するための水門設置は、堤防を巡らせてしまうことに比べると、後々のメインテナンスを考えると、無駄なように思えるのだが、必要なのだろうか。

西島水門 淀川から見た ローラーゲート型と張り付けてある銘板に記されている。水門のコンクリートの躯体に設けられた約1mくらいの溝にそって、門扉に着いているローラーが転がりながら水門を閉じる仕組みになっている。水門の両翼は淀川の堤防で、水門の前は堤防上を往来するために通路が確保されていて、水門のゲートがすぐ横にある。
 管理棟などはなくて無人の水門です。機械室が併設されている。開閉操作のときには、係員がやってくるのだろうか、遠隔操作になっているのかそこまで知りえない。

 対岸(左岸)の少し上流側に、同じような造りの伝法水門がある。赤く塗装された状況も同じで、西島水門と同じ形式の水門である。ただし、製造メーカーの表示が違っていました。 

水門の後ろを堤防の道が通る 西島川の船溜まり 西島川の方から見た
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