HOME - ちょっと変わった橋 - 屋根付橋いろいろ
 屋根付橋いろいろ
 屋根付き橋は主に神社境内及び神域に架けられていて、結構多く存在するものであるということが、橋巡りをすることでわかってきた。今後も多くの屋根付き橋を訪問することになるかと思うので、取り敢えずの屋根付き橋のページを作っておきます。
 私の橋ウオッチングのきっかけになった屋根付きの鞘橋は別途のページにしてあります。
屋形橋 談山神社神域入り口に架かる
木造橋(寺川) L=12/B=4
所在地 奈良県桜井市大字多武峰                            10/05/01訪問          地図 
JR桜井線桜井駅又は近鉄桜井駅下車、JR駅前から奈良交通バス談山神社行で多武峰バス停下車すぐ。
屋形橋 対岸が県道37号線 今日ここに紹介した橋は、談山神社へ十三重の塔を見に来た時に、たまたまバスの車窓から見つけた。談山神社を見学した後、この橋のあるバス停まで、旧参道を10分ほど歩いて下れるだけで立ち寄ることがるということが判ったので、立ち寄ってきました。

 橋そのものには結構な由緒があるが、昭和54年の再建で、その後、平成18年に現在の場所に移設されたという経緯がある。元々は、神域の入り口に架けられていた橋なのだが、今は、このはしを素通りして、終点のバス停から談山神社を訪問する観光客が多くなっている。
 橋のそばに立っていた由緒書きでは、寛政3年(1791年)の銘を持つ擬宝珠をそのままに再建した。明和9年(1772年)に本居宣長がこの橋を渡って、「菅笠日記」にそのことを記録してある。など説明がある。これだけでも、この橋の由緒正しいことが判るのだけれども、現存する場所が県道のそばでは、あまりありがたく感じない。

 この橋から200mほど先に、談山神社への参道が残されていて、東大門が本瓦屋根に年降りた感じを見せてくれる。こちらの方が一見の価値があるが、橋ウオッチャ−としては、屋形橋の紹介をすることになります。 

屋形橋県道側 屋形橋由緒書き 参道に建つ東大門(高麗門形式)
inserted by FC2 system