西国愛染明王霊場第十六番 高野山福地院 平成19年10月24日訪問
和歌山県伊都郡高野町高野山657 地図
アクセス 南海高野線極楽橋駅からケーブルで高野山へ、路線バス警察署前下車徒歩1分
宿坊
高野さんには一般のホテルに当たる宿泊施設がなく、寺院が参詣する者のために宿泊設備を備えている。ここ、福地院はその高野山にあって最も設備が充実した宿坊になっています。私が訪問した時にも、大型バスから降り立った多くの人々が福地院にと入って行きました。
建物の配置
門をぐぐると正面に本堂なのかと思われる建物、その建物から左右につながっている建物が目につきますが、境内を歩いて回るような広さもなく、門のすぐそば左手に枯山水の愛染庭があります。後でわかったのですが、この庭の後ろの建物が本堂でご本尊の愛染明王をお祀りしてあります。最初に本堂かと思った建物に受付を済ませてご朱印をいただきます。
朱院帳を受け取って下さり、案内のお坊さんが本堂まで廊下を通って案内していただきました。ご本尊様の前でお経を一巻唱えていただきありがたい気持ちでお参りしてきました。
本堂以外の建物はほぼ宿泊用にスペースと思われます。客室、大広間、浴室および露天風呂、共同のトイレと洗面所など、お寺というより旅館の雰囲気です。
築庭
愛染庭以外に登仙庭、蓬莱遊仙庭の三つの庭があります。このうちの二つの庭は宿泊施設に取り囲まれていて一般参詣者には見る機会がない。昭和を代表する庭園家の作庭だとガイドブックには出ている。