西国愛染明王霊場第十七番 長老坊金剛三昧院 平成19年10月24日訪問
和歌山県伊都郡高野町高野山425 地図
アクセス 南海高野線極楽橋駅からケーブルで高野山へ、路線バス千手院橋下車徒歩5分
本堂
山門をくぐった正面に本堂が建っています。ご本尊の愛染明王が祀られています。この仏様は源頼朝公の念持仏で妻の北条政子により収められたものだということです。堂内には重文の十一面千手観音立像、帆不動などが収められているようです。
その他の諸堂
山門を入って左手に多宝塔が建っています。いかにも古めかしさ漂うた佇まいは国宝にふさわしいものです。日本でも二番目に古い多宝塔です。多宝塔から本堂に向かうところに数段の階段を上ると経堂が建っています。経堂のそばの何段かの階段の先には四所明神社があります。この建物はどちらも重要文化財に指定されている。
経堂と向かい合うところ山門から本堂に続く石畳を挟んだ所に本坊があります。本坊も重要文化財に指定されています。本坊の中には重要文化財の襖絵などがあって、このお寺は多くの重要な文化財の残されているところです。
金剛三昧院境内図
金剛三昧院はおよそ左の境内図のようになっています。一番大きな建物が本坊と庫裡を兼ねるものであって、本堂の階段を上るわきに天然記念物の石楠花が植えられていました。