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お化け階段
東京都文京区弥生2丁目18−3 東京メトロ千代田線「根津駅」より徒歩5分    2013.1.21(水)訪問    地図 
お化け階段昇り口 東京にお化け階段があるというので行ってきた。その、お化けたる所以は昇りの段数と下りの段数が違うというもの。所在地は住宅地の真っ只中で、とてもお化けと縁のなさそうなところである。交番所で場所を聞いてみると、お化け階段で判ってもらえるが、ピンポイントでここですと説明がなく、4〜5分くらいですと言う。聞いた私も直ぐにわかると歩き出したが良くわからない。迷ってしまってまた別の人に聞いてみたが、今度は、お化け階段では判ってもらえずに、住所を聞かれる。地元ではそれくらいの認識のもので、近くに住むとどちらでもいいような場所なのである。
 探しあぐねてやっとたどり着くと、町中でよく見られる極く普通の階段通路(通り道が階段になっている)でしかない。階段の昇りきったところは少し開けているが、登り口はちょっとしたマンションと思しき建物のそば。都会の中にひっそりと埋(うず)まった場所である。
 階段は、下から上には途中から右にドッグレッグしていて、そこからは幅が半分くらいになっている。上まで数えて確かに40段ある。折り返して下へ、1、2、3と数えて降りると39段目で下についてしまう。何のことはない、最下段のステップ(踏み面)と道路の面が同じ高さになっているだけ。昇るときにはこれを1段目と忘れずに数えるけれども、下りきったところが地面と同じ高さなので39段目で下についてしまうだけのこと。「幽霊の正体見たり段差なし」てとこかな。
 迷ってしまわないように、地図を参考にして歩いてください。
 1段目が道路面と同じ高さ 上からは左に曲って降りてゆく   お化け階段の直ぐ近く
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