名古屋近郷に残された田舎の佇まい。 名古屋町並み保存地区 町並み分類:在郷町 |
||
愛知県名古屋市西区中小田井1丁目 2011年3月11日(金)訪問 地図 | ||
名古屋鉄道犬山線中小田井駅下車すぐ、または、名古屋市営地下鉄鶴舞線庄内緑地公園駅下車、徒歩15分 | ||
寛文7年(1667年)に、名古屋城下から岩倉方面に至る旧岩倉街道が通じ、枇杷島の青果市場への青果物の流通路として街道が賑わいを見せると、街道を行き来する人々に、味噌、醤油、油などの販売が盛んとなり、生活用品を扱う商家などが建ち並び町が形成されました。在郷町へと発展して行きました。
町屋の多くが切妻平入りで、通りに妻壁を向けた蔵が混在する町並みを形成しています。ただ、古い時代の建物は、少なくなっています。中小田井駅前から、街道は、緩く左右に蛇行しながら、約250mくらい続きます。町並みはその一部にのみ残されているだけです。 残されている建物は、明治24年の美濃地震以降のものに限られているようです。ただ、名古屋の中心部まで交通機関で20分もかからないようなところに、ひっそりと残された街道の佇まいは、行政の指定を受けて今後もその姿を長くとどめることになるのでしょうか。名古屋町並み保存地区に指定されています。 |
||
中小田井1丁目の町並み | 中小田井1丁目の町並 | 中小田井1丁目の町並 |
中小田井1丁目の町並 | 中小田井1丁目の町並 | 中小田井1丁目の町並 |