HOME - 町並みを訪ねて - 岐阜県 - 坂下
坂 下 河岸段丘に形成された、名前が示す坂の多い町
町並み分類:宿場町
公開施設:盃台館・美濃土人形館(事前連絡すれば入館可能)無料 
中津川市坂下                              2011年7月23日(土)訪問          地図
JR中央本線坂下駅下車、駅前から郵便局辺りまで徒歩約3分
 坂下の町並み坂下は木曽川と川上川に挟まれた河岸段丘上に開けた街で、標高はおよそ300〜350mくらいに位置している。広くない区域に坂の上り下りがある、名前の通りの坂の多い街です。
 河岸段丘上の一番くぼんだ辺りに、JR坂下駅と市街地が広がっていて、坂道を介して道が付けられています。

美濃土人形館(街かど博物館) 坂下の町は、伊那方面から木曽川を渡って美濃地方に通じる往還としての宿場町を形成していた。
 主要街道としての宿場ではないため、宿場の施設としての建物などの遺構は残されていないけれども、かっては旅人が行きかったであろう佇まいが感じられる。

 坂下郵便局から少し西に進んだ街道に、旅人宿の木札をつけた町屋風の建物があります。この建物は「盃台館」と云う酒器を中心に展示してみせる街かど博物館でもあります。
 その少し先には蔵を改装した「美濃土人形館」という街かど博物館が、ひっそりと建っていましたが、鍵がかけられていて中の様子がわかりません。
 また、郵便局の前を北側に上ってゆく道にも、疎らではあるが街道のよすがを残す建物が散見されます。 レトロ建築も入り混じって建っています。

旅人宿と木札を付けた家(盃台館) 郵便局前を北へ上がる坂道 町並み
inserted by FC2 system