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多 治 見 陶器の町、美濃焼の故郷
町並み分類:在郷町・宿場町
公開施設:池田町屋郷土資料館(無料)
岐阜県多治見市本町・池田町                  20010年3月22日(月)訪問       地図 
JR中央本線多治見駅下車、池田町へは徒歩約20分、本町へは徒歩約10分 
 駅前の道の一つ南側の商店街の通りから歩いて、土岐川に架かる多治見橋を渡って南進する道が本町に当たる。この、本町の辺りに古い家屋が散在している。
本町3丁目商店街の町並み 多治見橋までの道は古い建物の混在があって、旧街道の雰囲気が少し感じられるくらいのものである。多治見橋から先は陶器を商う店が軒を並べている通りになっていて、オリベストリートというネーミングで、観光客にアピールしている。グリーンのカラー舗装になっている。

 多治見では、工房や窯元が軒を接している陶器の町とは雰囲気が違っていて、主に陶器製品を商う商家が軒を連ねている。建物が近代的にすっかり手直しされているから、すっきりとした街並みになっていて、観光で陶器の町を訪れる人には楽しめるような街並みにはなっている。町並み探索には興味をひく建物がないといってよい。
 1つ裏側の道も歩いてみたけれども、写真に撮ってみようとする雰囲気の建物もそれほどないような状況です。

 多治見橋の南詰から南側に延びる道の先の新町の辺りにも古い建物を見つけました、この建物はもと陶器卸商であった「山新」と「山春」邸で山新亭が大正中期に建て替えられ、山春邸は明治の中ごろに建てられたようです。
 アーケードのある通りで町並みの良さはが半減してしまいます。

 本町のいわゆる陶器の町並みとは別に、駅から西側の方の池田町にも昔の街道筋に古い町並みが残されている。こちらの方は、陶器の町として栄えたものではなく、街道筋の人の往来を基礎にして町が発達したもののようです。下街道という道筋には、もと旅籠であった建物、油商を営んでいた建物などがあります。この界隈を池田町屋と呼んでいる。

オリベストリート
本町6丁目
オリベストリート
本町6丁目
新町の町並み
山新邸と山春邸
池田町2丁目 池田3丁目 池田7丁目・もと油屋
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