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井原市高屋町 石見銀山御用引継駅として置かれた町
宿場町 
岡山県井原市高屋町                           2010年8月18日(水)訪問          地図 
JR伯備線清音駅より、井原鉄道に乗り換えて子守唄の里高屋駅下車。井原駅よりレンタサイクルで約20分
 高屋の町並み広島県と接する岡山県の西の外れに高屋はあります。広島県側の神辺宿とここ高屋宿を通って七日市宿に至ります。古くは、石見銀山から産出する銀など鉱物を笠間港へ運ぶ引継ぎの駅として設けられた。宿場町としては江戸初期に整備された。
 現在の高屋宿は、井原鉄道子守唄の里高屋駅のそばの国道より北側にある旧山陽道沿いに残っている。今日は、井原鉄道の井原駅でレンタサイクルを利用して、約20分位かけて訪問しました。

 漆喰塗り込めの平入り家屋、妻入り家屋が混在している。中二階になった2階の壁をなまこ壁に仕上げた家屋も見られる。虫籠窓も見られるが、サッシ窓に置き換わったものもあり、本瓦屋根が桟瓦屋根に葺き替えられたものも多く見られる。
 岡山よりの矢掛宿の町並みがすっきりと整備されているのと対照的に、この町では、自然な町並みの整備が伺われて、落ち着いた雰囲気がある。

 この町は、中国地方の子守唄の里としても売り出しているところです。

商家の大塚家
入母屋造り平入りむくり屋根
2階になまこ壁を見せてりる 右奥に大塚家が見える
厨子2階、中2階屋などが並ぶ 平入り2階建て家屋 妻入りの家屋も見られる
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