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大長みかんの里 大長

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広島県呉市豊町大長 JR呉線竹原駅から高速船で大長港 2009年8月5日(水)訪問 地図

 大崎下島と云う瀬戸内海に浮かぶ島の東部にある港町である。港町でありながら、この村では漁業よりもみかんの栽培にが主力となっている。港としての機能はここか500mくらいのところにある御手洗が担ってきた。港に隣接して造られた町の為に、入り組んだ細い道が多く、山側に延びる道は坂道になっていることは、他の多くの港町のそれと変わらないけれども、港町でありながら農業のミカン栽培を主力としているから、農村集落のた佇まいである。

洋風の家が目立つ ミカン栽培で繁栄した時期の家屋があちこちに残されていて、塀をめぐらせた大きな敷地を持った家も残されている。古い和風の家に混じって洋風の板張りの家も散在していて、これらは昭和に入って建築された、当時としてはハイカラな建物であったと思われる。外装のペンキがはげて、ほとんど元の木材の表面の色になっているが、青い塗装がされていたであろう名残がある。

 ミカンの収穫にはまだ時期が少し早かったのかもしれないけれども、この大長では漁村の潮の香りに代わって、ほんのりと甘いミカンの香りが漂っていた。

 大長(大崎下島)、御手洗(大崎下島)、木江(大崎上島)への訪問には、今回は次のような行程で訪問しました。

    竹原港発 07:22(しまなみ海運高速艇)−御手洗港着 08:01
      徒歩で大長へ(町並み見学) 徒歩で御手洗へ(町並み見学)
    御手洗港発 12:19(しまなみ海運高速艇)−天満港着 12:37
      木江(町並み見学)
    天満港発 14:26(しまなみ海運高速艇)−大長港着 14:44 大長港で乗継
    大長港発 15:05(せと観光ボート)−川尻港着 15:40


 行ったり来たりの行程になっていますが、船の便の関係で、大長・御手洗・木江を一日でカバーする方法がこの結果になりました。


ミカン出荷用のレール

細い道が入組んでいる

洋風の家
ペンキは剥げている

長屋塀の家もある

飾り窓のある塀
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