岡山県岡山市北区大井 JR吉備線足守駅から中鉄バス 2009年10月9日(金)訪問 地図
足守の町の郵便局のそばから足守川に沿って北に約1kmくらい歩きます。途中国道429号線を横切って、集落に入ります。ここ、大井の町は明治に入ってから発達した町で、市場が開かれていました。海鼠壁の厨子二階建て平入りの家が、道の両側に何軒か残されています。
少し進むと、足守川に架かる二面橋の手前に板野酒造本店の酒造蔵があります。今も操業をしていますが、店舗と工場は当時の姿をとどめていません。店舗の横道を入ってゆくと、白壁に海鼠塀の蔵などの当時の建物が残されています。煉瓦でつくられた工場の煙突も建物の上に頭を出しています。但し、今はこの煙突は使っていないそうです。
二面橋の対岸から工場の全体を見ることができますが、少し保存状態が悪くなっていました。
橋から先にも、古い建物が点在していますが、町並みは直ぐに田園地帯に変わってしまいます。ここは、足守の町の探訪の一部に取り込んでも良いくらいの地理的な位置にあります。
厨子二階建家屋 |
海鼠壁の蔵もあった |
板野酒造蔵 |
板野酒造横道 蔵の向こうに煙突が |
板野酒造 煙突に「二面」と |