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小 樽 明治・大正・昭和の和洋建築の混在するレトロ町
町並み分類:港町
文化財:旧日本郵船小樽支店(重要文化財)・日本銀行旧小樽支店(市指定)
公開施設:日本銀行旧小樽支店(金融資料館)無料
小樽市色内1丁目−3丁目・堺町・港町              04年6月5日訪問/11年11月4日(金)再訪問     地図
JR函館本線小樽駅下車、港町の交差点まで徒歩約8分
 堺町通りの町並み「おたる」の地名はアイヌ語の「オタ・オル・ナイ」(砂浜の中の川)に由来する。小樽は、北海道の貿易海運拠点として、明治以降急速に発展した町です。終戦後、町はその役割を終えることになったが、小樽運河沿いの倉庫群や、堺町通りの建築物が、その栄えていた頃の小樽の象徴として、回顧的な町並みを形成しています。
 和洋折衷の木骨石造または煉瓦造、そして本格的なルネサンス様式の積石造建築が町中に多く見られます。これらの多くのものは、小樽市指定歴史的建造物に指定されています。

ウォール街 小樽の港町としての発展は、内陸の幌内で採掘された石炭の積出港として、地理的にも恵まれていたこと、また、鰊をはじめとする海産物の積出港として、早くから北前船の拠点であったことにも起因するところです。
 明治13年、京浜間、阪神間に次ぐ国内3番目の鉄道が、小樽・札幌間に開通し、札幌とも近い距離に位置していたことで、物資の集積する港町としての機能をもていた。

 北のウォール街と呼ばれる一帯には、日銀旧小樽支店、旧北海道銀行本店、旧三菱銀行小樽支店の金融機関の建物など、明治・大正時代の歴史的な建造物が残されています。

小樽駅(04年6月5日撮影) 小樽駅構内(04年6月5日撮影) 岩永写真店(04年6月5日撮影)
小樽市指定歴史的建造物
旧日本郵船小樽支店(重文) 旧名取高三郎商店
小樽市指定歴史的建造物
堺町通り
運河と倉庫郡 旧安田銀行小樽支店
小樽市指定歴史的建造物
色内2丁目
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