土蔵造りの町並み 奥州市江刺区

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岩手県奥州市江刺区中町 東北本線金ケ崎駅下車、レンタサイクルで約40分 09年9月11日(金)訪問 地図

 金ケ崎の町並みを見学した後、町はずれの北上川に架かる金ケ崎橋を渡って、約6kmほど自転車を走らせて奥州市江刺区にある土蔵造りの町並みまで移動しました。
 レンタサイクルは金ヶ崎駅の2階にある金ケ崎町商工会で借りることができます。最初に1000円の保証金を納めておけば、返却時にお金を払い戻ししてくれるので優しいサービスです。金ケ崎の町もこのレンタサイクルを利用して回りました。

 今回の旅では、金ケ崎の町を見た後に、江刺区の土蔵造りの町並みと、胆沢区の散居村の風景を見にゆく予定を立てていましたが、江刺区の町まで行くのがやっとでした。散居村風景は機会があれば訪問したいと思う。中町通り

 奥州市は2006年に水沢市、江刺市、前沢町、胆沢町、衣川村の2市2町1村が合併してできた。この合併の時の特例で地域自治区を設置して、それぞれ、水沢区、江刺区、前沢区、胆沢区、衣川区とした経緯がある。奥州市江刺区と呼ばれるにはそういう意味があったのです。このことを、町でお訊ねしましたが、「時々質問されるのですが、良く分かりません。」と言うことでした。因みに奥州市は岩手県で第2の人口を擁しています。

 江刺は仙台藩の藩境の防衛のために置かれた岩谷堂要害を中心に発達した町です。もともとあった蔵を新しく整備して、土蔵造りの町並みを作り上げた。中町通りと蔵町モールと呼ぶ中町と直交する通り、中町の一つ東の川原町に蔵が展開する。特に、川原町と蔵町モールの角に建っている依田養商店の店舗蔵は重厚なもので、この町では化粧直しをしないで残っている建物です。


蔵町モール
黒壁ガラス館

依田養商店
店蔵

蔵町モール
川原町側から

酒蔵柏木商店

蔵造りの喫茶

 岩谷堂箪笥でも有名なほか、劇作家菊田一夫の疎開地としても知れるところで、間借りして住んでいた及川旅館、「鐘の鳴る丘」の歌詞とんがり帽子の時計台のモデルといわれる明治記念館、、菊田一夫を紹介する菊田一夫記念館なども併せて見ることができる。

明治記念館 馬頭観音(堂岩谷堂箪笥展示館そば) 菊田一夫記念館
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