霞ヶ浦水運の拠点地、物資集積地として栄えた。 町並み分類:城下町・宿場町 文化財:矢口酒店(県指定有形文化財) 公開施設:まちかど蔵(無料) |
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土浦市大手町・中央1・中央2・城北町・真鍋3丁目など 20010年12月17日(金)訪問 地図 | ||
JR常磐線土浦駅下車、亀城公園まで徒歩約12分、真鍋宿通りまでは徒歩約25分 | ||
土浦市には、城下町であり水戸街道の宿場町でもあった。土浦宿は土浦城の東側と南東側の一角で、南西から北東に700メートル程度の範囲で広がっている。また、土浦宿の北方1キロ程度のところ真鍋3丁目当たりに真鍋宿があった。土浦は霞ヶ浦にも近く水運の拠点地としての、物資集積地としても栄えた。
真鍋宿は土浦宿の一つ千住よりの中貫宿との間にあって、間の宿の役割を持っていた。真鍋3丁目の辺りの水戸街道沿いに真鍋宿通りと表示した、真鍋宿の一寸した町並みがある。歴史的な建造物が見られるわけではないが、宿場の様子を漂わせている。 土浦宿の辺りは、土浦城の城下町としても栄えたところで、城の南の水戸街道沿いの中央1丁目から中央2丁目の辺りに、土蔵建築が何棟か軒を並べている。そのうちの、「まちかど蔵大徳」は町の案内所をかねていて、蔵の内部を拝観することができる。その隣りの矢口酒店(矢口家住宅)とも、店蔵と袖蔵を通りに面して建て、後ろに内蔵、元蔵などを建てている。一つ空き地を挟んで建つ吾妻庵という蕎麦屋の屋根には唐破風の屋根を付けた庵看板が上っています。 矢口酒店がこの3軒の中でも最も当時の姿をとどめています。2階の観音開きの扉が、黒漆喰塗込の店蔵の風格の重々しさをいっそう強く感じさせます。 |
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まちかど蔵大徳 | 矢口家住宅(嘉永2年(1849)建築) | 吾妻庵(庵看板が立派) |
山口薬局 | ほたて食堂 | 真鍋3丁目 |