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芥 川 西国街道2番目の宿
町並み分類:宿場町
文化財:芥川一里塚(府指定史跡)
高槻市芥川町3丁目                               2011年6月27日(月)訪問       地図
JR高槻駅から芥川商店街を抜けて一里塚まで徒歩約10分
芥川一里塚(府指定史跡) JR高槻駅から西側に芥川商店街を抜けた先に芥川一里塚がある。芥川宿は、この一里塚から芥川に架かる芥川橋までの約400mくらいの西国街道に開かれた宿場町です。
 12世紀には既に芥川は宿として成立していたが、17世紀頃、徳川幕府によって、参勤交代のための本陣や伝馬、旅籠などが置かれたことで、宿場町へと発展した。

 京から数えて、西国街道では2番目の宿にあたり、天保期には旅籠33軒が軒を連ねていた。JR高槻駅の程近いところに位置しているにも関わらず、その当時の姿をしのばせている。
 家並みに連続性は望めないが、格子、塗込め中二階建てに虫籠窓の建物が、何軒か見られます。その多くのものは平入り家屋です。

 宿場の西の外れの芥川橋東詰めに、洪水対策のための石垣が築かれていました。石垣に施された溝に木を落とし込んで水を堰き止めるようになっています。現在で言うところの陸閘のようなものなのでしょうか。

格子戸のある町屋 格子戸のある町屋 芥川宿の町並
後方に高層のビルが見える 芥川宿の町並 一里塚に近い商店
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